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建築年度で耐震性をチェック あなたのお家は何歳ですか?
建築基準法は、安全で安心して暮らせる社会を築くための、建物に関する最低限の基準を定めたもので、特に大規模な地震災害とともに建物の耐震基準も大幅に改正されてきました。
1981年(昭和56年)に改正されたものは『新耐震基準』、それ以前のものは『旧耐震基準』と呼ばれていますが、現行の建築基準法は2000年に改正されており、『新耐震基準』も今ではもう新しくはないのです。
昨年4月に発生した熊本地震の被害を受けて、1981年(昭和56年)6月1日以降、2000年(平成12年)5月31日以前に『新耐震基準』によって建築確認を受けた木造住宅は、耐震性の確認を推奨する、と国土交通省より5月に公表されています。
皆さんがお家を建てられた当時の建築基準と、現行の建築基準に大きな違いがないか、年表を使って確認してみましょう。
夏におすすめ!住まいのお手入れ
梅雨明け前に夏バテしそうな事務 小山です。
エアコンのきいた涼しい部屋で過ごしたいところですが、
今回は暑い夏だからこそおすすめの住まいのお手入れをご紹介します。
お子様が夏休みに入ったら、水遊びも兼ねて大掃除、なんていかがですか?
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★外壁・エクステリアのお手入れ
面積の広い外壁やエクステリアは、水分が乾きやすい夏にお掃除するのがおすすめです。
外壁はホースで上から下へと水を流すようにして汚れやほこりを洗い流すのがポイント。
圧洗浄機を使うとより効果的です。
キッチン換気扇の排気口付近の外壁は油で汚れていることも。
汚れた部分に薄めた中性洗剤をかけて、汚れが浮いてきたらスポンジ等でこすり、
水で洗剤を洗い流しましょう。
★換気扇のお手入れ
年末の大掃除でキッチン換気扇を掃除する方も多いと思いますが、
実は気温の高い夏にお手入れした方が、油汚れが落としやすいのでおすすめです♪
浴室の換気扇は月に一度くらいのペースでお掃除しましょう。
カバーを外してシャワーで流しながら表面の汚れをスポンジで落として乾拭きします。
浴室換気乾燥暖房機の場合はフィルターの掃除が重要です。
フィルターを取り出し、掃除機でほこりを吸い取ります。
汚れのひどい時は中性洗剤を薄めた水やぬるま湯にフィルターを浸してからスポンジで軽く洗います。
乾拭きして、しっかり乾燥させてから本体に取り付けましょう。
効果的な換気で浴室のカビや雑菌の繁殖を防ぎましょう。
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私の実家は両親が共働きだったので、
毎週日曜日の午前中は母と兄と3人で掃除する、晴れた日曜日には家族全員の布団を干すのがお約束でした。
嫌々やっていた記憶は全くなく、むしろ楽しんでいました。
今思えば、母が子供たちを盛り上げ、おだて、
兄妹で競争するように掃除する、楽しいイベント化していたのではないかと思います。
その影響か、兄は結婚して家庭を持った現在も
「日曜日は掃除の日」「晴れた日曜日には布団を干すべし!」 と家事を楽しみ、
職場では「イクメン」と呼ばれてまんざらでもなさそうです(笑)
夏休みの思い出の1ページに、「楽しい夏の大掃除」なんて、いかがでしょう。
九州北部豪雨のお見舞い
このたび九州地方の記録的な集中豪雨により、被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
今なお避難されている皆様、復旧作業に従事されている皆様のご安全と、
被災地の一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。
小山建築工務株式会社 職員一同
続けること、つなぐこと
事務担当小山です。7月に入り、2017年も折り返し地点を過ぎましたね。
海水浴場のある御宿町では海の家も立ち並び、今週末の海開きを待つばかりです。
今回は、お家のメンテナンスとは違ったお話を。
夏が来るワクワク感の高まる中、6月29、30日は浅間様七つ子参りのお祭りでした。
今年も地元の子供たちによるお囃子の奉納があり、1ヵ月前に笛の練習を始めたばかりの友人(アラフォー女子ですが)も屋台デビューを果たしました!
少子化の影響でお囃子を引き継いでくれる子供たちの数も減少するばかり。
今年からお囃子に興味のある大人も参加できるようになり、私も太鼓の練習に参加させてもらいました。
秋のお祭りには屋台デビューできるように頑張りたいと思います!
練習の後は、お囃子の存続についての話し合い。
地元の伝統についてあれこれ教えてもらい、同じ地区の幅広い世代の人たちが同じ問題について真剣に語り合っている様子がなんだかとても頼もしく、一緒に頑張りたいと奮い立たされたのでした。
親の代、祖父母の代、さらにその前から続いてきたことを「続けること」、そして「次の世代につなぐこと」って、すごいことだなぁと改めて思いました。
何かをやめてしまうのは簡単なこと。やめようと思えばいつでもやめられる。
そして、続けることは簡単なようで難しい・・・。
お囃子に限った話ではなく、例えば、家業を受け継ぐこと、先祖代々の家や土地、山林の手入れや田んぼでの米作り、海岸のごみ拾いやウミガメの保護活動、ホタルの生息する綺麗な川を維持したりすることなんかも同じなのではないかと。
でも、難しいことは意外と簡単だったりもして、好きでやっていること、楽しいからやっていること、やりがいのあることならいつまでだって続けられるはず。
まずは自分たちが楽しんで、誇りを持って取り組むことで、周りを巻き込む力が生まれるのかなと思ったりしました。
なぜなら、お囃子の笛の練習をする友人がとても楽しそうで、ふと、このフレーズが頭に浮かんだから(笑)
♪踊る阿呆に見る阿呆~、同じ阿呆なら踊らにゃ損、損~♪
追伸
今年も御宿海岸にウミガメが産卵に来ました。
去年より早く、6月中に2回確認されているそうです。
海岸清掃、パトロールを続けてくださっているみなさま、お疲れ様ですm(_ _)m
ウッドデッキのお手入れ
関東地方もついに梅雨入りしましたね。
雨に濡れて眩しく輝く山の新緑を見るのが好きな事務担当 小山です。
さて、先日、長年お付き合いいただいているお客様のところにお邪魔させていただきました。
平成15年にご自宅を新築されて以来、大切にお使いいただいていたウッドデッキ。
敷地いっぱいに広がるウッドデッキはお庭でもあり、お部屋の延長でもありましたが、
天然木ウッドデッキの宿命「腐朽」には抗うことができず、この度、新設することになりました。
☆☆☆Before☆☆☆
★★★After★★★
新しくなったウッドデッキを前に、
「早くバーベキューでもしたいねぇ」と嬉しそうに話してくださったお客様の笑顔が印象的でした。
風雨にさらされるウッドデッキはどうしても腐朽してしまうもの。
そんなウッドデッキを長~く綺麗に使うためのお手入れ方法について勉強してみました。
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ウッドデッキは屋外にあることからお手入れを忘れがち・・・。
放っておくと木の劣化が進みますので定期的なお手入れが必要です。
ウッドデッキを大きく分類すると次の2種類になります。
①天然木ウッドデッキ
自然の木の風合いは、温もりがあり優しい雰囲気で外観が自然に溶け込みますが、
定期的なお手入れが欠かせません。
②人工木(樹脂木)ウッドデッキ
木の粉に樹脂を混ぜることで耐久性を高めたタイプのウッドデッキです。
お手入れが少なくて済むため近年広がりをみせています。
さて、常に太陽や風雨にさらされている屋外に設置されたウッドデッキ。
木は水分を含むと体積が膨張し、乾燥すると縮みます。
この伸縮が木材の割れを引き起こして、そこに水分が溜まり、腐朽していきます。
人工木(樹脂木)のウッドデッキでも、最低限のお手入れは必要です。
汚れに気付いたらすぐに掃除しましょう。
◆◇◆ウッドデッキの日頃のお手入れ◆◇◆
1.砂ぼこりはこまめに取ります。
板と板の間に詰まった砂ぼこりも先の細いものを使って取り除きましょう。
この砂ぼこり、放置しておくと木材の乾燥を進め、ひび割れの原因となります。
さらに、腐朽菌という木材を腐らせる菌が含まれているため、腐りの原因にもなります。
ウッドデッキにとって砂ぼこりは「大敵」なのです!
2.季節ごとにデッキブラシ等で軽くこすり、水を流します。
汚れがひどい場合は、中性洗剤で洗うとよいでしょう。
天然木のウッドデッキは強くこすりすぎて傷つけないよう気をつけてください。
年に2~3回、高圧洗浄機でしっかりと汚れを落としてあげるとよいでしょう。
圧力が強すぎると木材が傷み、腐朽に結びつくのでご注意を!
3.ジメジメした部分にコケのようなものが生えてきた時は、
デッキブラシでこすって落としましょう。
◆◇◆天然木ウッドデッキのお手入れ◆◇◆
木の品質を守るためには、木の表面への『木材保護塗装』が大切です。
木材保護塗装は、おおよそ1年~2年位の間隔で定期的に塗りなおすことが大切です。
常に保護塗料で木材の表面を守ることでウッドデッキの耐久性が向上し、
木材の腐食を大幅に遅らせることができます。
木材保護塗装には、通気性があり撥水効果もあるオイルステイン塗料がおすすめです。
ご注意!! ペンキやニスはお避けください!
ペンキやニスは塗膜を作ってしまい、木の呼吸を妨げます。
木は呼吸作用があり、ウッドデッキになった状態でも呼吸を続けています。
木が呼吸できなくなると、かえってウッドデッキの寿命を短くしてしまうのです。
塗り替え時期は、その地域の気候などにより変動します。
ウッドデッキの表面をよ~く見て、
塗装面が部分的にはげ、木地が表面に出てきた時が再塗装の目安となります。
塗装作業は、雨が少なく、暖かい季節に行うことをおすすめします。
(梅雨のこの時期は避けた方が良さそうです・・・)
自分で塗装してみましょう♪
①表面の汚れをデッキブラシで水洗いし、十分に乾かします。
表面のざらつきや前回塗装した塗料などをサンドペーパーなどで磨いて取り除いてください。
②家に塗料がついて汚れないように、ビニールやマスキングテープなどで養生をしましょう。
衣服についた塗料は落とすことができませんので、
汚れてもよい服装で、軍手など手袋をして作業することをお忘れなく!
③塗料を十分混ぜ合わせましょう。
④1回目の塗装をします。
この段階で仕上げるという感じではなく、まんべんなく塗るようにしましょう。
一度塗ったところを繰り返し塗ると、ムラが出来たりするので注意が必要です。
塗り終わったら、自然に乾燥するのを待ちましょう。
⑤1回目の塗装から半日を目安に、2回目を塗ってください。
色が濃すぎると感じる場所があった場合は、
塗料が浸透する前に布などで拭きとって色合いを調節してください。
そしてまた乾燥するのを待ちましょう。
乾燥したら表面をチェック。
荒れている場合はサンドペーパーなどで磨いて完了です!
◆◇◆ウッドデッキの使い方◆◇◆
1.植木鉢やプランターを置いてガーデニングを楽しむ方も多くいらっしゃいます。
同じ場所に長期間置いていると、水やりによる湿気で汚れがたまり、腐食の原因となります。
定期的に位置を移動したり、何かの台にのせたりして底面の通気を確保しましょう。
2.木材は天候の変化によって伸縮を繰り返し、ひびや反りなどが発生します。
反ってしまうと同時に、釘やネジが浮いたりしてケガの原因になり危険です。
見つけた場合はすぐに釘やネジの頭を金槌などで打っておきましょう。
また、ひび割れやささくれなどもケガの原因となりますので、サンドペーパーなどで削ってください。
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ガーデニング、バーベキュー、日光浴、読書、夕涼み、星空観察・・・と魅力満載のウッドデッキ。
日常的、定期的なお手入れで、長~く活躍してくれます。
弊社では、ウッドデッキの塗装や補修工事も承っております。
自分で塗装をするのはちょっと大変・・・という時も、お気軽にご相談ください!
さて、「梅雨入りした」と聞いただけで気持ちがブルーになりがちですが、今週末はお天気も良さそうです。
御宿ではそろそろゲンジボタルが舞い始める季節です♪
紫陽花の花もあちこちで色付き始めて綺麗です♪
梅雨の季節を楽しんで、みなさま快適にお過ごしくださいませ。
最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(_ _)m